代表者紹介

はじめまして。マネーフォーキャスト代表のゆりしまです。
保有資格:ファイナンシャルプランナー(AFP)・第一種証券外務員・相続診断士など。
1979年、愛知県生まれ、妻と子供2人の4人家族。
趣味はキャンプ、休日にのんびり焚火を眺めるのが好きです。キャンプでの得意料理はエビとイカを使ったアヒージョです(家族には好評です(笑))。

主に子育て世帯のこどもの高校・大学のお金(教育費)や老後を安心して過ごすためのお金の準備相談を受けています。

このページではなぜ私が今の仕事を始めたのかをお伝えしていきたいと思います。

これまでの歩み

私は愛知県の尾張地方に生まれ。
幼少期~小学時代は田舎ならではの虫を追いかけて走り回る(ちなみに捕まえても手で触れません。)
中学時代はサッカーに明け暮れる(Jリーグがちょうどできた頃)
中学卒業前後で友人がバンドを結成、幼少期から中学までピアノを習っていたという理由で強制的にキーボードをやることになる。キーボードを名古屋の大須商店街に買いに行った時に楽器店でギターと出会い、なぜかキーボードではなくギターを買って家に帰る。

結果バンドはクビになるが、新たに別のバンドでギターとして加入する。そこから大学卒業まではプロに憧れ、ひたすらギターを弾きまくり、大学時代(東京在住)は八王子でバンド活動。

大学時代に金融の授業と出会い、初めてのお金の授業に衝撃を受け証券・金融商品に興味を持つ。
そのことがきっかけで働くなら金融だと証券会社を就職先として目指す。

(この頃にはバンドではなく、証券会社への就職が夢になっていました。)

大学卒業後、新卒で国内中堅証券会社へ就職。離職率8割以上の環境の中で、個人向け金融商品の販売をする。
証券会社在職中に生命保険に出会い、あるきっかけが原因でその後、保険代理店に転職。
当時流行りだった来店型保険代理店に転職し、年間約100世帯以上の相談業務に従事する。
証券会社時代はひたすら運用相談のみでお客様のご家族やその他のお話をする機会がありませんでしたが、保険に関してはそのご家族の困り事や家族間のお金の話、そのご家族の人生全般の相談を受けました。
その中で商品販売の業種ではお客様の相談すべてに対応することに限界を感じ、自身の夢【正しい金融知識を皆様へ提供】することを目指し独立し、今日に至ります。

この仕事を始めた理由

証券会社在職中は金融知識というよりは商品販売力が重視され【販売能力=金融知識】ではありませんでした。
そのため、本当にお客様の人生の役に立っているかどうか疑問に感じていました。
ちょうどその頃に知人からなんとなく生命保険に加入しました。当時の同僚が同じ保険に加入していたのですが、その同僚が脳卒中で倒れた事で保険金を請求することになりました。
万が一の備えが役に立って良かったと思った矢先、保険金が支払われないことを知りました。
最初に聞いていた話と違うという話を保険会社にしましたが、『出ないものは出ないんです!』と取り合ってもらえず、保険の担当者は会社へ出入り禁止となりました。そのことで強く憤りを感じて保険を猛勉強し、自分の保険の見直しをしました。
勉強すればするほど保険の制度は良いものだということがわかりましたが、それを伝える売り手が内容説明よりも商品の販売が仕事であるために、間違った認識で商品販売していることを理解しました。当時の私の仕事も会社本位の金融商品販売に特化したもので商品販売で生計を立てる以上これは仕方がないことだとわかりつつも、嫌気がさしてしまいました。
そのため、お客様から自分の意志で来店頂し、相談を受けるスタイルの来店型保険代理店はお客様本位でご案内ができるのではないかということで転職しました。保険もひとつの金融商品です。万が一の時にお金が払われなければ意味がない、誤解のないわかりやすい説明をするという強い信念を持ち、年間100世帯前後の相談業務を受けました。ご相談内容は保険だけではなくそれ以外の教育費捻出のための家計全体の見直しや住宅購入や住宅ローンについてのご相談、相続、贈与、運用など多岐に渡りました。当然保険商品を販売しないため、お客様が満足行くまで相談に乗ることはできませんでした。そのことで全般的な相談を受け付けるため独立系FPの道へ進むことを決めました。

困難を乗り越え独立へ

独立系FPについての出会う方々のイメージは【ファイナンシャルプランナー=保険の人】というものが圧倒的に多く名乗っても『あぁ保険はもう任せてあるから・・・』とか『・・・』無言で避けられることも多々ありました。
また、独立しようと決意した時、幸い家族からの反対はありませんでしたが、友人からは『FPじゃ食べていけないから独立とかやめた方がいいよ』とか『失敗することが見えているのにどうして独立するの?』など否定的な意見を多く頂き、独立前は落ち込んで決意が揺らぎそうになりました。
しかし、会社員時代のお客様は相談の時、『全体的なお金の相談ができる人っていないから助かるよ』とか『(家計の見直し)こういうお金の相談ってどこですれば良いのかわからないから良かった』、『独立しても相談したいから声を掛けてね。』という多くの励ましの言葉を頂くことで否定的な意見よりも必ず困っている方の役に立てるという想いが強くなり、前向きになれました。その結果、自信を持って独立をすることができました。

まず不安を明確に

『漠然と不安がある』収入がしっかりあり、貯蓄もしっかりあるという方でもこのようなご相談をよく頂きます。
そのため、将来に向けて過剰に保険を掛け過ぎていたり、過剰に投資をし過ぎていたり・・・
不安をあおられることで金融商品に依存してしまう(売り手側の思惑通りになってしまう)
実際に上記にある『漠然と不安がある』ご相談を頂いた時のことでです。ご夫婦共働きで小学生のお子様がお二人のご家族でした。
『なにが不安かわからない』ということで、お話をいろいろとお伺いすると、収入は一般のご家庭より多く、貯蓄額も多い・・・
しかし、日々の生活はお金を全然使うことができず切り詰めているということでした。
実際にお話を伺い整理していくと、通信費が多すぎる、保険料が多すぎる、運用商品は目的が不明瞭・・・ざっくりとですが毎月のコストを伺っただけでもこれだけの事が判明しました。それぞれの使い方・目的・金額などを明らかにすることで今までと生活を変えることなく、こちらのご家庭では年間50万円以上のコスト削減をすることができました。将来どのような場面でいくら必要か?またそこに向けていくらくらいの資金があれば良いのか?その準備のためにリスクを取るのか取らないのか?この考え方をハッキリさせるだけでお金の使い方や貯め方が明確になります。そうすることで『漠然とした不安がある』という想いを消して頂くことができました。

当事務所の目指すところ

私もそうでしたが、日本には実践的な金融教育がありません。そのため、金融商品の販売をする人が言うままに商品を購入します。商品販売をする側には販売目標があり、商品の良し悪しではなく、とにかく販売することを目的としています。商品の販売手数料で生計を立てている以上これは仕方のないことです。また、購入する側は検討材料が少なく、販売側の勢いや人柄で商品を選んでしまう。結果・・・メリットがあれば良いですが、自分のお金が減ったり、なくなったりして最終的に金融トラブルとなります。私が就職した頃より、この手のトラブルは年々増加して金融業界の規制も年々厳しくなっています。あくまで、金融商品は皆様の生活を豊かにするための道具であり、金融商品が皆様を幸せにしてくれる訳ではありません。
当事務所が目指す方向は、皆様の人生において軸(ライフプラン)をブレのないものとし、皆様の夢や目標達成に向けてどのようなことが必要になるのか?無限にある情報の中からどのような情報を取捨選択していけば良いのかアドバイスをさせて頂き、最終的には私のような専門家を介さなくてもご自身の判断でより良い選択をして行って頂けるようになって頂きたいです。